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2018年投資方針

今年の投資方針は、一昨年、昨年に引き続き、「上昇相場で勝負」。目標も変わらず、H29年末資産総額の2割増加を目指す。

地政学的なリスクや自然災害などの外部要因がなければ、世界経済の成長を、その基盤を支える付加価値の高い基礎素材、部品供給拠点として享受し、日本経済、企業の成長、ひいては株価の上昇が続くだろう。その結果を表すのが、製造業中心の在来型産業で構成する日経平均株価になるかどうかは分からないけど、国策の働き方改革は、サラリーマン社長が大半を占める日本企業ゆえ自己変革できなかった、効率的・効果的に利益を稼ぐ企業体質に変貌するチャンスでもあり、そうした変化に挑戦する企業、そうした変化を支援する企業に注目していきたいと考えている。

大発会からの日経平均上昇は、あくまで大企業銘柄中心の話で、中小型株への本格的な波及はもう少し先になるだろうけど、心理的には今年の好調な相場を予感させるようで、素直に好感。もちろん、山高ければ谷深しで、過度な好調はきっかけ一つで、想定を超える大きな反動をもたらすから、市場心理が和らぐほどに、感覚を鋭くアンテナを張り、一方、その心理を利用する偽情報にも惑わされないように、冷静に判断していきたい。

昨年の個人投資家の投資動向が年末の日経新聞にも掲載されいたけど、多くの投資家が過去の塩漬銘柄の株価回復で保有株を売却し、日経平均株価の上昇率に見合った利益を得られていないのだとか。それには、これまでのデフレ経済下での株価推移の経験則、株価の長期的な上昇を経験していないことが大きく、いつか下がるという悲観論から抜け切れず、むしろ日経平均の売り方に回ってさえいるという。

10年投資を継続し、日経平均7千円のどん底を経験した過程では、資産評価額の3割を超える損失の計上や、塩漬け銘柄のさがなる下落等々、評価損益がマイナス圏にあることが当たり前だった頃を経験している身としてはその気持ちが痛いほどわかるのだけど、数年前から中小型株にシフトし、株価が大きく上下する動きを経験をしたことがターニングポイントとなり、昨年の上昇相場をとらえることができた。

人間は経験で判断するから、人の言葉ではなく、やはり成功体験が重要で、個人的にはJIG-SAW (3914)の経験が、今の中小型株投資の原点となっている。IPOバブルどころか、新規公開直後の大幅下落がセオリー化していた2015年に新興市場に上場した同銘柄の成長性を感じ、上場しばらくしての株価低迷時に200株購入。ここから分割を経て、今でいうイナゴタワーを形成し、最高値で購入価格の7倍に到達。ダブルトップ形成時にもう崩れるのは時間の問題と全て売却したのだけど、投資家の心理を反映するように、上への打診と、不安からの大きな下げを繰り返しながら、下値抵抗線を固めていき、高値更新とともに一気に動意づいた、数ヶ月に及ぶ高値が高値を呼ぶ上昇相場を展開。その過程で株価が半額になるような下げに耐えられたのも、購入価格が最安値付近で、一貫して損益がプラスの状況だったから。

発行株数が少なく、個人投資家が中心の中小型株はPERではなく、将来の期待と、投資家の心理で株価が形成され、高値更新は容易にさらなる高値を呼び込む。その勢いの前には、覚悟を決めてただ飛び乗るしか勝てる方法はなく、その流れに翻弄されないためには、株価が動意づく前に仕入れ、将来性を信じ、じっと待ち続けるしかない。

結局、資金力の限られる個人投資家は、少ない資金でいかに効率的に収益を上げるかが重要で、10年経って2割上昇する銘柄を持っていても仕方がなく、ある程度リスクを取って、できれば3ヶ月から半年で結果が出る銘柄を選ぶ必要がある。そのためには、ある程度幅広く餌を撒く必要があるし、動きが出ればそこに集中することも、出なければ割り切って他を当たることも必要。仕掛けて、餌に魚が食いつくのをじっと待つ。個人による投資を釣りに例えることは、まさに的を得ていると思う。

もちろん、そこには各個人の投資方針が根底にある。年金資金を安定的に運用するなら、大きな動きがなく、配当利回りの高い日経平均を構成するような大型株が中心になるだろうし、生活費の一部を運用するなら株主優待銘柄を選ぶ方法もあるだろう。ただ、その目標を総資産の2割増加などと置くと、当然に出てくる損失も加味し、ある程度リスクを覚悟して、時に勢いに飛び乗ることもしないと、とてもじゃないけど達成できない。市場全体の株価上昇が期待できない日経平均低迷時には、自動車関連や医薬品等の下落リスクの低い高利回り銘柄をメインにしていたものだけど、現在は、数%程度が還元されるだけの、むしろ株価形成過程が読みにくい、高利回り、株主優待銘柄には全く興味がなく、結果的に保有銘柄が行う配当や優待を享受しているに過ぎない状況。

むしろ、企業の株主優待による長期保有株主育成戦略にはほとほと参っていて、おかげで売るに売れない状況に陥る。例えば、保有期間が10年を超えるコマツ(6301)は、建機へのAI搭載から期待が高まり、底値となった2008年からの4倍高、10年目にして再び4000円の大台を超えたのだけど、300株以上、3年以上継続保有の株主を対象とするオリジナルミニチュア建機の贈呈が数年前に新設され、質の高いコマツカラーのダンプカー、ショベルカー、ブルドーザーと毎年コレクションが増えていくものだから、これを揃えたくて手放すことができそうにない。保有期間4年を迎えるMonotaRO (3064)は、毎年3千円相当の自社商品を選べ、おかげで事務用品や外構・大工道具、作業工具を揃えたりと重宝しているのだけど、昨年から長期保有優待を拡充、3年以上に5千円、5年以上に7千円相当の商品贈呈となったものだから、これまた売却機会を逸することになりそう。保有期間に着眼した株主優待制度は、権利確定日に反対売買で優待だけを享受する、システムエラーを逆手に取った株主利益を逸する行為に対する防衛手段として、また、個人株主対策にかける費用の確実な効果を得る手法として企業にとって望ましいことだとしても、保有年数縛りは果たして、企業経営の評価として市場原理により形成されるべき株価の正常なあり方なのかと疑問に思うところもあり。


長々と書いたのだけど、結局今年も、現物は長期保有銘柄、信用は短期のミドルリスク銘柄と使い分け、短期にしても3ヶ月から半年の保有による釣り手法で大物を探りながら、継続的に投資をしていくこととする。市場の動きを感じるためには、投資を継続することが重要だから、目標利益到達で一時的に離れることももちろんせず、年間を通せば株価が落ち込む時期があることが分かっていても、その後にさらなる上昇を見えるのなら、その過程を辛抱強く耐えて、再び年末高でトータル利益を伸ばす戦略でいきたい。

さて、今年はどんな市場の動きになるか、どんな新しい企業を発見できるか、この一年を楽しみたいところで。 
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